ペットを飼っていますか?
2018年12月10日
おはようございます。
ひろし歯科クリニック 世田谷上町の 院長 折笠博之です。
ところで皆さんはデンタルフロスや歯間ブラシを毎日使っていますか?
歯ブラシ一本だけでは 100 % 汚れ プラークを取り除くことは大変難しいことなのです。
必ず磨き残しが出来てしまいます。
ですので、清掃補助用具が必要になります。
清掃補助用具で何を取り除くのですか?
汚れ プラーク ですね。
プラークとは食べかすにお口の中の細菌が、その食べかすを餌にして繁殖しベタベタと歯の表面に貼り付いたものです。
そのプラークを高性能な顕微鏡で観てみると、細菌がウジャウジャうごめいています。
10匹20匹の単位ではありません。
何百万匹もうごめいているのです。
究極言いますと、目に見えないペットを大量に飼育しているということになります。
歯周病は歯周病菌が引き起こす怖い病気です。
心筋梗塞・脳卒中・動脈硬化・関節リウマチ・糖尿病・アルツハイマー型の認知症等々怖い病気とも関連がとても深い病気です。
繁殖した歯周病菌は歯肉の毛細血管から全身を巡り悪さをします。
そんな悪さをするペットに餌を与えてはいけません。
毎日しっかり磨くことで、磨き残しがなくなることになりますから、即ち餌を与えることになりませんので、ペットは繁殖しにくくなるはずです。
毎日色々な清掃補助用具(清掃補助とあるのでたまに使えば良いと思いがちですが、実は歯ブラシと立場は同等なのです。)を使用して汚れプラークをしっかりと取り除きます。
可愛いペットは飼っても良いと思いますが、身体に悪影響を及ぼすペットは飼ってはいけません。
歯間ブラシやデンタルフロス等の歯間部清掃補助用具は毎日必ずしっかりお使い下さい。